Creative Learning Program of Tokyo Metropolitan Teien Art Museum
“Practices to be transparent”
Leading Artist: Kae Touyama
Composer: Koryo Saito
Musicians: Koryo Saito(Vc), Makoto Shibayama(Vn), Hayato Aoki(G), Takeru Uchida(Dr)
Movie Shooting: Tolu Ando, Nana Sakai
Organized by Tokyo Metropolitan Teien Art Museum (Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture)
©Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture, Tokyo Metropolitan Teien Art Museum 2016
東京都庭園美術館は、本館(旧朝香宮邸)、新館、庭園と、それぞれ全く性質の異なる空間を有しています。展覧会やプログラムを作る時、私たち美術館が大切にしているのは、この空間性です。「この場・この空間」を感じ取り、場所と自分との関係性を創りだしていくトレーニングとして、2015年と2016年にアーティストの東山佳永さんによる「透明になるためのプラクティス」を実施しました。
閉館後の旧朝香宮邸の部屋でたった一人過ごす時間、80年前の音に耳を澄ます時間などを経て、アーティストと一緒に表現活動(造形、演奏、身体表現)を行います。自分の身体や心の状態を意識し、身を置いている空間や状況をより純粋な状態で受け取れるようにすること―その状態をこのプログラムでは「透明」と呼んでいます―を目指すプログラムです。
ここでは2015年に実施したプログラムのドキュメンタリー映像をご紹介します。
アーティスト:東山佳永
作曲:齋藤紘良
演奏:齋藤紘良/柴山真人/青木隼人(前期)/内田武瑠(後期)
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
撮影:安藤透/酒井南奈